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吾妻成莉穂の会 2

 
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 昨日11月25日(金)朝九時に集合 子供たちの到着を待ち 10時前に稽古場を出発。
即九州自動車道を鹿児島方面へ下る。
 25日の舞台を前にして 過日から風邪を引き金に声の調子が非常に悪く「筆談をしないとだめですよ」とお医者様から言われるまでになっていた。本当に声が全く出ないのである。出していないから出ないのか??自分でも分からなくなった。黙っていたら出るようになるのか??・・・・・
 お稽古も中止を促された。鹿児島に向かう車中も子供たちを避けた。
 12時10分頃総勢9名 鹿児島県民交流センターに無事到着した。
 午後2時半から舞台リハーサルが始まる。 
  以前出かけたときから2回目の合わせである。
 俚奏楽「雪の山中」を演奏するのだが、今回は成莉穂先生のこの曲に対する思いを膨らませてある。それを狂言師の網谷正美先生が台本にされ、この「雪の山中」が「物語」へと変るのである。 だから日ごろ演奏している「雪の山中」とは大いにかってが違うのである。まさに「手に汗握る」とはこのことなのだろう。緞帳が上がる前 撥を持つ手を何べん持ち直しただろう。緊張の瞬間である。
  しかしお蔭様で演奏はうまく行った。唄もうまく歌えた。
 他に 東北三県の歌 会津磐梯山、斎太郎節、南部俵つみ唄を初め鹿児島の唄も2曲程歌った。
 私の声が元に戻って歌えたことを 同行して頂いた先生方がとても喜んで下さった。
生憎と舞台を降りて会場から全体を見ることが出来なかったので、成莉穂先生を初めとする今回の踊りの方々の素晴らしい切れのある姿を写真に収めることが出来なかったのがとても残念である。

by honjoh-hidemi | 2011-11-26 20:24 | 舞台活動