2013年 09月 25日 ( 1 )

伝えることって本当に難しい・・・ 

 先日の文化懇話会で席が隣だったのをご縁に 今 うちの稽古場に通うようになられた方がいる。
 本人曰く「熊本県の唄を一曲で良いから歌えるようになりたい」・・・とのことだったので・・・
「手拍子で歌える『田原坂』は如何ですか?」と・・・・。  
 先日から「田原坂」のお稽古が始まり・・・今日は2回目。

 本来 おしゃべりの女性と違い 中年の男性は 口数も多くなく まして大きな声などを出す機会もあまりないのであろう・・・そんな生活の彼に「口をあけましょう!」「なるべく大きな声を出して下さい!」と無理難題を押し付けて お稽古を進めている。
 だけど・・彼は 普段ほとんど開かない口を必死で開けて 大きな声を出すように努めている。

 私は 初めて唄をお稽古する人には 基本として
 1.口を大きくあけましょう
 2・言葉をはっきり 言いましょう
 3・大きな声を出しましょう  と言っている。

 口を大きく はっきり開けるということは 歌うためだけではなく 相手に言葉をはっきりと伝えるための手段であると思う。 まずはそこから いやそれが一番大切ではないだろうかと思うのである。
 次に ・・・(口を大きく開けることによって) 言葉をはっきりと伝える。
 次の 「声を大きく出す」は 相手にちゃんと伝えるために これもとても重要なことである。と思うのであります。

 いつも比較するのが「朗読をする」時のこと。
歌うことも 本を読むことも その内容が相手に伝わらなければ何にもならない。
  
 そう思いながら・・・話しながら  ・・・やっぱり  歌うことって 本当に難しい!と思うのであります。


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by honjoh-hidemi | 2013-09-25 21:16 | 民謡活動