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五霊中学校の選択授業

私の母校でもある植木町立五霊中学校。
何年前になるだろう。
  『肥後華組』として初回公演を植木町で開催した時、なるべく地元の人たちにも出演してもらおうと思い 中学校にも声をかけ「責任を持って教えるから出演してください」と音楽の先生に押しかけて 子供たちに民謡を教え 出演してもらったのがきっかけで ・・・・そう あれから何年になるのだろ・・・・。

 それが縁で 三味線を指導するようになった。
今の子供たちは 小さい頃からリズム・音楽に馴染んでいるから 要領を覚えると理解が早い。
ただ それが後に続いてくれないのが悲しいのだが、ま 若い時に一度でも経験をした子供は 大人になった時 和楽器をすんなり受け入れることが出来ると思うので「子供たちの経験のために!」と思い続けてきた。

 その間 文部省が「和楽器を取り入れる方針」を打ち出し やりやすくなったか・・と思ったが 学校で楽器自体を揃える予算までは面倒を見てくれず、殆どが持参して出かけた。
 
 そのうち 五霊中学校は少しずつ揃えてくれるようになり、今では10丁ほど揃っている。
しかし やはりまだ中学生。どうしても扱いが乱雑に成る。
駒・天神・バチ等 すぐに壊れる。
だから決して良い三味線は持っていけないのだ。
・・・・・そういえば 一度だけ持って行って 大いに後悔したことがあった・・・。

 私は 1年間勉強した成果を 発表する場を最後に作るようにしている。
音楽室に緋毛氈を敷いて ひな壇を作り 先生や父兄に声をかけて見に来ていただくようにしている。
できたら 今年も それをやりたいのだが・・・。

 今 「涙 そうそう」に取り組んでいる。
筝2パート、三味線、尺八に分かれての演奏だ。
三味線は一年間稽古をやってきたので だいたい出来る。
筝は 授業時間のみの学習だったので少し手間取っている様子だが、最近大分上手になっていると思った。
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by honjoh-hidemi | 2012-02-23 22:36 | 社会活動