小椋家と森山家の結婚式
今回は出演ではなく、まさに招待客としてお邪魔した。
いや 客というより身内同然に扱って頂いた。何故なら「結婚式」にも!と言うことで 加藤神社の神前結婚式にも出席したのである。
小椋家との付き合いは約17年程前。新郎の母である弘子さんが 我が三味線教室の門を叩いてからの付き合いである。
一人息子の敦巳君は、その関係で小さい頃から知っている。音楽が好きで優しくて可愛い少年だった。
苦労をさせまいと大事大事に育てられたせいか 夢多き青年となった彼を「「現実と向き合っていない」と母親はいつも心配していた。そんな頃 私も一度敦巳君と話し合ったことがあった。なんというかその時は まだ夢見る夢男君のようなもので・・。きっと本人も厳しい現実を目の前にして それらを理解しようと悩んでいた頃ではないのだろうか。 それから何度となく 彼は 私の母に色々相談をしていたらしい。 話のうまい母は、彼の心をきっと安心させていたのではないだろうか。
今 そんな彼が晴れて一人前の男として結婚式をあげる。その姿を見てほしかったのだ。「少しは大人になった自分を見てください」と彼は言った。
私は喜んで出席させてもらった。そして母も連れて行った。 母に敦巳君の晴れ姿が見えただろうか。
by honjoh-hidemi | 2011-12-10 21:12